2014年4月24日木曜日

自己催眠術

 少し前に平井富雄という著者の「自己催眠術」という本を読みました。
この著者はこの本の執筆当時、東京大学の講師をされていた学者の先生だそうです。

副題が「劣等感からの開放・6つの方法」となっているこの本を古本屋で見つけ、迷わず即購入しました。
催眠に関してはこの本の購入の1年ほど前に、生来の上がり性を克服するために、インターネット上で見つけた自己催眠トレーニングのプログラムを購入し、実践したところよい結果が得られていたので関心があったのです。

自分は物心が付いた幼少の頃から極度のあがり症で、幼い頃から人前で恥ずかしい思いをたくさんしてきたので、長じて大人になってからも人前でのスピーチなどは避けながら生きてきました。
それはもって生まれた性格で一生変えられないことと思いコンプレックスを抱えていたのです。

ところがある集まりに参加したことがきっかけで、どうしても人前で話ができるようにならなければいけない状況に立ち至りました。その集まりのメンバーとしてやっていくには皆の前で話をすることがどうしても必要だったのです。

そこでインターネットで上がり症対策を検索したところ、上記のトレーニングプログラムを見つけ、少し値は張りましたが迷わず購入して試しました。

そのプログラムは催眠誘導音声を聴いて対人恐怖症などを改善するというものでしたが、かなりページ数のあるテキストも付いていました。

そのテキストの中で、人がどうして上がり症や対人恐怖、その他の数々の恐怖症などに罹るのか、そのメカニズムが解説されていて、決して先天的なものばかりによるものではないということが分かりました。

どうやらすべては潜在意識というもののなせる業らしいということに気が付いただけでも、自分の人前での上がり症は半分近くは解消されていたような気がします。

そしてその誘導音声を繰り返し聴いているうちに、人前での緊張感が嘘のように緩和されている自分に気がつきました。後は時間をかけてスピーチのスキルを磨いていけば全く問題ないだろうと思えるまでになっています。

そんな矢先に冒頭で上げた本を見つけたので、劣等感からの開放をするための6つの方法というのも試してみました。

結論から言うと、自己催眠のほかに、最近では自己啓発本などもあわせて読み、瞑想のようなこともしているので、そのせいか劣等感などというものは微塵もなくなり、合わせて否定的な思考を心の中から完全に除去してしまっているような状態で、毎日とても陽気に暮らすことができるようになっています。

であれば、今まであまりやる気になれずにいたことや、自分にはできないのではないかと半ばあきらめていたようなことをやってやろうという気持ちがわいてきて、そのことを思い毎日わくわくしながら生活できるようになり、とてもよい状態なのです。

潜在意識に対する自己啓発。
深層自己説得ってかなり効果があるようで侮れません。

今日はここまでにします。 ではまた。

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