2014年4月24日木曜日

よりよい生き方を求めて

 人は常に今ここに生きている、というのはよく言われることですが、真実そのとうりだと思います。

過去はすでに過ぎ去り記憶の中にしか存在せず、未来は文字どうりまだ実現していないので、
人が生きるのは常に今でしかないということです。

であれば、もしよりよい生き方を求めるのであれば、すべては、今をいかに充実させるかということに拠っていると言えるはずです。

であればどうしたらよいのか。

最近の私はよく感じるのですが、簡単なことで、否定的な感情をすべて消去するように心がけて、それを習慣としてしまえば、肯定的な、言い換えれば、明るく、楽しく、浮き浮きして、ワクワクしながら生きる、そんな生き方しかできないということになってしまうのです。

かく言う私も、悩みごとのの多い青春時代があり、特に若い頃はふとしたことがきっかけで気分が落ち込んだりして、気分の浮き沈みに翻弄されながら生きた時代も長かったので、思い立ったからといってそう簡単に習慣としてしまえることではないというのは百も承知です。

そうであってもそれを習慣にしてしまうことができてみると、何だそんな簡単なことだったのかというのが実感なのです。

私は一年四か月ほど前に思い立って、即日に煙草と酒を同時にやめてしまった経験が有ります。
煙草は30年間一度もやめた事がなく、飲酒も何年も欠かさず毎日飲み続けていて、まさかそんなに簡単にやめられるとは想像したことも有りませんでした。

ところが決心してやめてみたら何だこんな簡単なことだったのかという感じで、さらっとやめることができてしまったのです。

たまに病院に行くと、最近では禁煙外来とかいうのがあります。禁煙するのに病院通いをする人というのはなんと意志の弱い人たちなのだろうといつも思います。

自分にとっては否定的思考をやめるという習慣づけは禁酒禁煙の習慣づけとなんらかわりのないことで、意志の力を用いればたやすい事といった感じなのですが、これも昔から意志が強かったかというとそうともいえないのです。

やはり今のような状態になり習慣のコントロールができるようになるまでには、数々の失敗を積み重ね、苦しい経験を積み重ねています。

ただ、あきらめずに求め続けてさえいれば、やはり必ず道は開けてくるということでしょうか。

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